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コミュニティ

2026年8月23日 · 文:Kiyo Darner · 約4分

「見せてみて」から始まった、Edamovement Labとのスポンサーシップ

これは、よその団体のイベントで出た冗談から始まった話です。

昨年12月、僕たちはSamurai Sword Soulの20周年公演のスポンサーを務めました。その現場を、風香さんが手伝っていました。どこかのタイミングで、うちがスポンサーの一つだと気づいた彼女が、こう言ったんです。じゃあ、うちもスポンサーしてくださいよ、と。

僕はこう返しました。「見せてみて」。

彼女について

小島風香さんは、Edamovement Labの創設メンバー3人のうちの一人です。あとの二人は堀部珠希さんと松本涼香さん。2024年、ニューヨークで活動する若い日本人アーティストたちが立ち上げました。

やっていることは、日本の物語を身体表現に落とし込むことです。言語と文化を越える、というのが彼女たちの掲げ方で、実際それは成立しています。日本語がわからなくてもついていける。台詞がほとんどないからです。

デビュー作は『The Seven Gods』。2025年4月、イーストヴィレッジのRESOBOXで上演されました。七福神を題材に、善悪や選択や運命といったものを、ほぼ身体だけで語る作品です。

その後もJapan Fesをはじめ、市内のあちこちで公演を重ねています。

そして、見せてもらった

侍の公演のあと、同じ現場で一緒に動く機会があり、そこでEdamovementの周年公演に誘われました。

なので、行きました。

すごく楽しかったです。気の利いた批評ではないし、無理に格好つけるつもりもありません。座って、普通に楽しんで、途中でふと思いました。これは応援できるものだな、と。

うちの審査プロセスはそれで全部です。助成金の選考委員会なんてありません。空いている夜と、観たあとの感想があるだけです。

そこから起きたこと

スポンサーになり、そのうち一緒に何かをつくるようになり、良いイベントをいくつもやりました。

この店が何かに関わるときのパターンは、たいていこれだなと思います。企画書から始まることは、まずありません。すでにその場にいて、何かをやっている人がいて、会話が二人の想定より少し先まで進む。それだけです。

風香さんは冗談として言いました。そのあと、ちゃんと中身で返してきた。大事なのはそっちのほうです。

彼女は日本に帰りました

風香さんは日本に戻りました。

ここを通っていくアーティストには、よくあることです。ニューヨークは人をしばらく引き止めて、あるとき引き止めなくなる。去っていく人たちには、たいていちゃんとした理由があります。

また戻ってきたときに、一緒に何かできるのを楽しみにしています。

観に行ってください

Edamovement Labは今も動いていますし、一晩使う価値があります。リンクはこちら、次の公演の告知はInstagramに出ます。

観て良かったと思ったら、本人たちに伝えてください。小さな集団は、みんなが認めている以上にそれで動いています。

一緒にやっている仲間たちのことはこちら。