2026年8月21日 · 文:Kiyo Darner · 約3分
JurakuがOMRCの冬のホームベースになるまで
Paulstaは、この話が始まるずっと前から、何年もうちに通ってくれていた常連です。
いつも思い出すのは2020年、ニューヨークで店内飲食がようやく再開された直後の出来事です。
水漏れの夜
ディナー営業の真っ最中でした。地下の配管が破裂して水が溢れている、と知らせが来ました。
僕はすぐ下に降りて対応しながら、フロアにいたYoshiに電話をして「今日はもう閉めよう」と伝えました。
ようやく水を止めて、びしょ濡れで上に戻ると、客席には二人だけが残っていました。
YoshiとPaulstaが、座ってビールを飲んでいました。
それがPaulstaという人です。ほかにも話はいくらでもありますが、たいていは本人が語るべきものです。
相談
あるとき、彼がランニングクラブに入っていると話してくれました。
OMRC、Old Man Run Club。ランのあとに昼を食べる場所がほしい、ただし1時間早く開けてもらう必要がある、と。
話し合って、一度やってみることにしました。
そこで創設メンバーのRyoさんに会いました。OMRCは2018年12月、Ryo Yamamotoさん、Dao-Yi Chowさん、Eugene Tongさんの3人が立ち上げたクラブです。その年のマラソンのあと、「一緒にロングランをやらないか」というメールを回したのが始まり。いまはNike NYCとOakleyがサポートしていて、土曜のロングランは9マイルから22マイルまで。
名前は「歳をとった気がする」という冗談から来ています。誰でも、どんなペースでも歓迎です。
ランナーで埋まる店を1時間早く開けるというのは、それまでやったことがありませんでした。やってみたら面白くて、その年に何度か繰り返しました。
本当の課題
そのあとRyoさんから、別の相談がありました。
クラブが大きくなりすぎて、どこにでも集まれる規模ではなくなっていた。集合場所と、走っているあいだ荷物を安心して置いておける場所が必要だ、と。
後者は、意外と誰も考えないところです。100人が公園のベンチに荷物を置いていくわけにはいきません。
話し合って、うちが冬のホームベースを引き受けることにしました。
それから
以来、Jurakuは正式なOMRCのホームベースです。寒い時期は毎週土曜、ここからランがスタートします。
ここを出て、走って、戻ってくる。キッチンを早めに開けて、ランのあとのビールとラーメンを用意して待っています。
彼らが注文して生まれた料理
うちのメニューには、このランナーたちの要望から生まれたものがいくつかあります。
ロードボウルと、唐揚げのローデッドフライ。フライドポテトの上に唐揚げ、チーズ、スパイシーマヨ、ねぎ。普通の火曜の夜に思いつく料理ではありませんが、2月に18マイル走ってきた人にはこれ以上なく正しい。
言われて作って、そのまま定番になりました。
走る方へ
寒い季節の土曜、ここから。詳細は彼らのInstagramで。
速くなくても大丈夫だし、おじさんでなくても大丈夫です。
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気になったらぜひJurakuへ

