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焼酎

2026年4月24日 · 文:Izakaya Juraku · 約2分

薩摩 蔵出し原酒 — タンクから直接、割らずに瓶へ

「蔵出し」は蔵から出したまま。「原酒」は割っていないという意味です。

合わせると、名前がそのまま製法の説明になっています。タンクから出て、水道に寄らずに瓶へ入った、ということです。

無加水であるということ

焼酎は通常、蒸留した時点では瓶詰め度数よりかなり高く、そこから水で割って標準の25度まで下げます。

薩摩酒造はそれをしません。37度、通常の芋焼酎の1.5倍近い度数で出荷されます。原料はすべて自然のもので、添加物はありません。

もろみの構成は芋83%、米麹17%。

度数のわりに強く感じない理由

このボトルで驚くのは、アルコール度数のわりにまろやかで甘く飲めることです。

加水は度数を下げるだけではありません。質感を薄くし、酒に厚みを与えている香気成分を拡散させてしまいます。それを残すということは、芋がより濃く、より丸く感じられるということで、その濃さがアルコールをある程度覆い隠します。

度数の高さと荒さは別物だ、という良い実例です。

飲み方

ロックが本来の居場所です。氷が少しずつ溶けるので、一杯の中で複数の濃度を味わえます。

水割りも完全に正当です。37度あれば遊ぶ余地があり、それこそが原酒の与えてくれる自由です。

ストレートを少量、蔵が実際に造ったものを確かめるために。

冬のお湯割りも素晴らしく、25度の焼酎よりお湯に負けません。

相性の良い料理

九州の定番の合わせ方で、脂と焦げを求めます。豚バラ串、焼肉、手羽先、豚の角煮。

濃度があるぶん、味付けの強い料理の横でも潰されません。豚キムチ、スパイシー枝豆。

Izakaya Jurakuで

薩摩 蔵出し原酒は、Lower East SideのIzakaya Jurakuの焼酎リストにあります。ロックで頼んで、氷が溶けていく間の変化を追ってみてください。