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カクテル

2026年4月17日 · 文:Izakaya Juraku · 約3分

OKA ジン — 6回蒸留、150年の焼酎蔵、そして2種類のジュニパー

OKAは蒸留所ではなくブランドです。林優乃氏が立ち上げ、祖父の名から名付けられました。

面白いのは、実際にどこで造られているかの方です。

堤酒造

堤酒造は熊本県の人吉盆地、球磨川から5キロほどの場所にあり、そこで150年近く焼酎を造ってきました。

球磨焼酎の認定を受けた、わずか28蔵のうちのひとつです。この指定はスコッチやコニャック、テキーラと同じ仕組みで、産地と製法を法的に結びつける保護制度です。球磨焼酎は、その盆地で造られる米焼酎を指します。

つまりこのジンは、保護された地域特産品を持つ蔵から、その蔵自身の原料で出てきています。

造り方

**米100%**のベースを、銅張りのステンレス単式蒸留器で6回蒸留します。ボタニカルは事前に浸漬させるのではなく、最後の蒸留のときに投入されます。

6回はかなりの回数です。それによってベースが十分クリーンになり、多くのボタニカルを載せても濁らない。それでいて米の柔らかい甘さは残ります。

ボタニカル

ジュニパーが2種類。マケドニア産とヒマラヤ産です。これは珍しい。多くのジンは一つの産地のジュニパーを使い、それを固定した定数として扱います。2種をブレンドするというのは、ジュニパーを他のボタニカルと同じ「変数」として扱うということです。

そこに季節の柑橘。柚子、すだち、温州みかん。そして新生姜。

味わい

**香り:**柚子、ジュニパー、山椒、オレンジオイル

**味わい:**スパイシーで生き生きとしている。松のようなジュニパー、土っぽい生姜、ライム、みかん、その下に柔らかな米の甘み

**余韻:**クリーンでほんのり甘く、花と柑橘が残る

アルコール43度。うちの棚で最もジュニパーが主張するジンで、「ジンにはジンの味がしていてほしい」という方のための一本です。

飲み方

ジントニック。しかもきちんとしたものを。フルスペックのトニックと氷をたっぷり使っても崩れません。

ネグローニやマティーニでうちが手に取るのもこれです。ジュニパーが形を保つからです。

相性の良い料理

揚げ物、焼き物全般。唐揚げ、手羽先、焼き鳥、たこ焼き。

Izakaya Jurakuで

OKAジンは、Lower East SideのIzakaya Jurakuのジンリストにあります。OKAのウォッカも置いています。