2026年4月6日 · 文:Kiyo Darner · 約4分
朝4時の修理から、春の新メニューへ ― Juraku8周年
3月は静かな月でした。大きなイベントもなく、特別な発表もなく。
でも、こういう月こそ「なぜこの仕事をしているのか」を思い出させてくれます。常連さんにたくさん会えた月でした。結局、それが一番嬉しいんですよね。
バーの裏側で
ずっと後回しにしていたプロジェクトに、ついに手をつけました。新しいタップタワーの設置です。見た目のためだけじゃありません。バーの動線を良くして、スペースを空けて、ずっと気になっていたことを直すためです。スラッシーマシンがテーブルのすぐ近くにあって、うるさいし熱も出るし、そこに座るお客さんにとってあまりいい環境じゃなかった。
だから直しました。日曜の営業後、旧システムの解体を始めて、気づけば朝4時過ぎ。一度帰って数時間だけ寝て、月曜また部品と道具を持って戻ってきて、Delancey Streetのご近所さん、Schamous Paintsにも手伝ってもらいました。またぶっ通しで作業して、全部が動き出したのは朝6時近く。一度帰って、また戻って、ランチタイムまでにビールがちゃんと出るように仕上げました。
こういう話って、なかなかSNSには出てきません。でもこれこそ、Jurakuを動かしている大事な部分です。
Juraku8周年
4月21日で8周年を迎えます。数人のお客さんだけの静かなオープンから、今のJurakuへ。
料理やお酒だけの話じゃないんです。人。常連さん。交わした会話。遅い夜、ちょっとしたカオス、その全部。
いつも、コミュニティと共に
静かな月でも、コミュニティは動き続けています。毎週水曜のTEN TENアーティストの集まり、Jurakuを拠点に続くOMRC、そして顔を出してくれる常連さんたち。
このお店は、料理やお酒だけの場所だったことは一度もありません。ずっと、そこに集まる人たちの場所です。
春が来ました
暖かくなる季節に合わせて、新しいドリンクを投入します。まずは「Megumi's Gin & Tonic」から。柑橘ラボの友人メグミにちなんだ一杯です。柚子、甘夏、河内バンカンなど日本の柑橘5種を使った自家製トニックに、山椒とスパイスをブレンドし、ジャパニーズジンと合わせました。クリーンで爽やか、まさに春向けの一杯です。
そしてもちろん、マチャリータもローテーション復活。分かる人には分かるはず。
新しいパートナーシップ
個人的な話も少し。ボクシングリングに戻る吉田実代のスポンサーをすることになりました。世界タイトルを何度も獲っている彼女は、長年のJurakuの友人であり常連さんでもあります。今回はレストランとしてではなく個人的なスポンサーシップですが、いつかもっと大きな形で、お店の中にも取り入れられたらと思っています。いつかJurakuにミヨの壁ができるかもしれません。
Juraku Network
最近よく考えているのが、Jurakuで起きていることを、お店という場所の外にも広げられないかということです。
すでにご存じの方も多いと思いますが、僕は常連さんたちとグループチャットをやっています。旅行の話、イベント、ちょっとした思いつき。それをもっとオープンにしたくて、WhatsAppコミュニティ「Juraku Network」を始めました。いわばバーチャル・Juraku。日本旅行のヒント、街で起きているイベント、他のJuraku仲間が喜びそうな情報をシェアする場所です。
ありがとう
3月は、裏側でいろんなことが動いていた月でした。長い夜。小さな改善。本音の会話。そうやってJurakuは育っていきます。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
― キヨ & Jurakuチーム
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