2026年6月22日 · 文:Izakaya Juraku · 約2分
開華 さのまるカップ — ゆるキャラの描かれた特別純米
このカップには、キャラクターが描かれています。
名前はさのまる。栃木県佐野市の、侍犬のマスコットです。頭にかぶっているのは佐野ラーメンの丼、髪はラーメンの麺、腰の刀はいもフライ。どちらも佐野の名物です。
2013年のゆるキャラグランプリ優勝。日本では、これはそれなりに大きな話です。
中身は、約350年続く蔵の特別純米です。
開華について
開華は佐野市で三世紀半ほど造られてきました。水の良さで知られる土地です。
一番大事なのはここです。1998年以降、この蔵は特定名称酒しか造っていません。純米、本醸造、吟醸以上のみ。普通酒はなし。造るものすべてが、基準を満たす必要があります。
これはかなり珍しい姿勢で、だからこの蔵のカップ酒は、形式から想像されるような使い捨ての酒ではありません。
カップの中身
特別純米。五百万石を59%まで磨き、アルコール15%。
五百万石は主要な酒米のひとつで、重かったり果実的だったりする酒ではなく、きれいで辛口の、輪郭のはっきりした酒になることで知られています。59%は純米の基準を大きく超えていて、それが「特別」を名乗れる理由です。
仕上がりは辛口できれい。米の性格が埋もれずに残っています。
カップという形について
カップ酒は1964年に利便性のための包装として始まり、長いあいだ安酒の印象を引きずってきました。それは変わりました。今はきちんとした蔵がこの形式で本物の酒を出しています。密封された一人前は、飲みかけの瓶より中身をよく守るからでもあります。
これはその良い例です。同じ酒で、儀式がなくて、失われるものもない。
相性の良い料理
辛口できれいなので、だいたい何にでも合います。焼き鳥、唐揚げ、手羽先、ラーメン。
さのまるが頭に何をかぶっているかを考えると、ラーメンと頼むのが正解な気がします。
Izakaya Jurakuで
開華 さのまるは、Lower East SideのIzakaya Jurakuのカップ酒リストにあります。カップは、欲しければお持ち帰りください。
関連記事
気になったらぜひJurakuへ

